誕生日を忘れていた彼。
悲しくて虚しくて。
仕事は残業で。
涙が出て、目が腫れて。
そしたら、わざわざ熊本まで
来てくれた。
それでも泣いて。嬉しくて。
でも、また明日目が腫れるから。
悲しい時よりはこらえられた。
こんなに想ってくれる彼に
心底嬉しくて。
わたしは、ほんとに幸せだ。
こんなに、こんなに。
嬉しくて。はなまるをあげました。
こんな優しさが、
決して当たり前ではないこと。
こんなに優しさが沁みること。
わたしは普通の人よりも、
数倍彼に感謝出来る心がある。
涙が出るくらい嬉しく思う。
それはやっぱり、あの日があったから。
29歳になっても、
ずっと、ずっと忘れない。
痛かったことと想われる幸せ。
安心して恋愛が出来る毎日を。