今日、たまたま耳に入ったことで、
その言葉で仕事中なんとなく傷つき、
腹が立ち、考え事をする場面があった。
試験の勉強。
女性の方が受かりやすい。
女性は勉強する時間があるから。
皆が皆、主婦や独身事務員さんな
わけではないし、それに該当する女性
だって、家でも働いている。
まるで女性が暇をしているような
言われようだと感じた。
会社やビジネスは、男性を中心に
回っていて、男性にはやはりかなわない
部分は沢山ある。
でも、女性だって働いている。
女性の方が時間があるから
試験も受かりやすいだなんて、
そんなのは言い訳の中の言い訳。
深い意味はないにせよ、
そんな風な思いが根底にあるんだなと
いう風ににわたしは受け取ったのだ。
なんでもかんでもセクハラになる時代。
女性がいるとやりにくい。
同じ環境で働く女性に失礼だとおもった。
結局、女性は見下されているくらいが
ちょうどいいのか。
ああそうですかと自分を納得させた。
働く女性は、男性にとってそういう存在。
見下された中で働くしかないのだ。
そういう風におもってもらうのは
全然構わないのだけど、
女性が働く理由が、
極論、ざっくり言うと
男性の稼ぎだけでは
心豊かに過ごせないから。です。
女性は早く結婚をして、子供を
産めばいい。
世の男性は皆そう思ってると思う。
わたしもそう思わなくもない。
やりたいことがあるから、
自己実現のためだから、
仕事が好きだから、
で働いている人も沢山いる。
だけど、わたしはそんな素敵な
前向きな思いで働いてない。
男性を、信用していない。
男性に頼って生きていくのは
間違っている。
結婚をしたからといって、
男性一人の収入で豊かな生活が
送れない今の世の中。共働きが当たり前。
もしも旦那さんが病気になったら？
先に死んだら？
はたまた離婚したら？
浮気して、不倫して、
自分が惨めな思いをしたら？
結婚をしても、わたしはわたしで
生きていかなきゃいけない。
結婚も出来ないかもしれない。
それであれば尚更。
何かが起きた時、
一人でいけるようになってなきゃ
いけない。
だから働くんです。
だから、女性が働く理由は、
男性にもあるのにもかかわらず
そんなことを言われるのが
腹が立ってしまうんです。
女性は早く結婚して、子供を産んでればいい。事務員してればいい。
それが世の男性の頭の中。
ごめんなさい、
それじゃ生きていけないんですよ。
