ひとりになった時。
久々に、それでも遠目で。
恐る恐る読み返す。
こんなに時間が経って、もう、
どうだってよくて、
ほんとにほんとに必要なくて、
忘れたことも忘れてしまうくらい、
頭の中の0.0001%しか残ってない思い出。
だけど、読み返したとき。
大人になった自分は、冷静に文面を
解釈できている。
好きじゃなかったんだと思う。
好きになれなかった。
好きじゃなかった。
それが全てで、優しさを足しただけ。
私にとって、ウェディングドレスは、
あの時の自分の為。
こんな日が来たんだよ、って
過去の自分に言ってあげたい一日に
なる結婚式。
だからこそ、綺麗になりたくて、
準備も頑張りたくて、
そうか、不安な事しかないけれど、
特別な日になるために、
向き合わなきゃいけない。
延期、規模縮小、どうなるかわからないこと
でも、どんなかたちになっても、
いつか訪れる特別な1日に。